横山幸雄 ショパンのすべて
8月22日(日)
横山幸雄先生のコンサート&ディナーがレストランフレスコ(広島市西区井口)にて開催され,行ってきました。
まず、コンサートは横山先生の各曲についての解説付きで演奏されました。
演奏された曲は以下のものですので、簡単な解説とともにご紹介したいと思います。
1.4つのマズルカ 作品33
第22番 嬰ト短調 op.33-1
第23番 ニ長調 op.33-2
第24番 ハ長調 op.33-3
第25番 ロ短調 op.33-4
この4つのマズルカはローズ.モズフトスカ伯爵夫人に捧げられています。
自筆楽譜では 22番、24番、23番, 25番の順番に書かれていて、初版もこの順番でしたが、その後、誰かによって順番が上のように書き換えられたそうです。今となっては誰が書き換えたのかは不明らしいですが、現在の楽譜ではこのような順序になっていますので今回は上記の順番で演奏されました。
マズルカの独特のリズムが表現されていて、とても良かったです。
第24番はマズルカならば本来三拍子です。しかし,この曲は二拍子に聞こえると、ある著名な人物と喧嘩したとも伝えられる曲だそうだそうです。確かに私も二拍子のように聞こえました。
素朴な郷土愛にあふれたマズルカ。ここ最近は特に好きになってきた作品集の一つです。


2.即興曲 第2番 作品36
横山先生が20年前ショパンコンクールを受けたとき、全員同じ曲を弾かなければならないという課題曲があったらしく、その指定曲が今回演奏された即興曲の二番だそうです。
この曲は演奏曲としてまとめるのが難しく、表現するのに個人差が出やすいため選曲されたのではないでしょうか。
今日の演奏はこの取り留めのないような、まとめにくい不可思議な曲を美しくまとめられ演奏されていたのが印象的でした。ぜひ、参考にして私も演奏してみようと思います。
3.2つのノクターン 作品37
第11番 ト短調 OP.37-1
普段の演奏会ではあまり取り上げられない曲です。ショパンがマジョルカ島に行く前のパリで作曲されたと思われます。横山先生の演奏は3部形式のコラール風な部分がとても絶妙なバランスで奏でられており感動いたしました。
第12番 ト長調 OP.37-2
弾いていても聴いていても不安になる曲だそうです。
ショパンが恋人ジョルジュサンドと一緒にマヨルカ島へ渡る蒸気船の中で着想されたらしいです。
この曲はこんなにすてきな曲だっただでしょうか…。
私もまた演奏してみたくなりました。
4.バラード第2番 作品38
ショパンはバラードを4曲作曲しています。
4曲ともすばらしい曲で私は全部好きです。
この曲は1839年に完成され、ロベルトシューマンに献呈されています。
献呈者のシューマンは1番ほどこの曲を高く評価していなかっとされておりますが、私は魅力的な曲だと思います。確かに1番に比べたら地味かもしませんが、静かな中にも情熱が隠されていて、その思いが表現されていると思います。このバラードはポーランドの詩人、アダム.ミツキェヴィチのある詩に霊感を得て作曲されたものですとショパンが語っていたらしいです。そういう話を聞くとイマジネーションが広がってまた違った意味で楽しく聴けました。
今回の演奏では完璧なテクニックと絶妙なハーモニーのバランスの取り方でピアノを歌わせて、素敵な音楽の世界へと導かれた一曲でした。
5.2つのポロネーズ 作品40
第3番 イ長調 OP. 40-1
第4番 ハ短調 OP. 40-2
まだこのポロネーズはショパンが若い頃に作曲されたものです。
この演奏は私には若々しい勢いが感じられてとても好感を持ちました。4番はちょっと重苦しい感じで始まりますが音と音が絡まり合って複雑な響きを醸し出していて魅力的な演奏でした。
こんなにいい曲だったかなと思いました。
6.スケルツオ 第3番 作品39
スケルツオとはイタリア語で「冗談」を意味しますが、ショパンのスケルツオは暗く深刻な上、大規模です。しかし、バラードと比べるとショパンのスケルツオがいかにユーモアを内蔵されているかよくわかるでと思います。
曲想にプレストコンフォ−コとあるように、激しくとても速いテンポで演奏される曲です。
今回の演奏では激しく燃え上がるような表現が随所に現れ、横山先生のピアノが会場に鳴り響きました。彼はなんなく難しい箇所をも弾きこなし、クライマックスへと観客を引き込んでしまうパワーは凄かったです。
ショパンはコンサート会場でのコンサートを嫌い、サロンでのコンサートを好んだといわれています。その気持ちが少しわかったような気がします。近くに観客を感じて、一緒に音楽を共有することができます。そういう音楽に対する愛情がショパンにはあったのではないでしょうか。横山先生もレストランでのサロンコンサート的なものを毎月のように東京と京都で行っておられますがそういう意味もあるのでしょうか?今度、聴いてみたいと思います。
演奏会終了後、イタリアンのコースディナーをいただきました。
18時からはじまり、演奏会が終わったのは19時半です。
お食事が終わったのは23時前でした。ちょっと子供にはきついかもしれませんが、たまにはゆっくり食事をしながら音楽の話をするのも楽しかったです。またとても勉強になり刺激になりました。もう一度チャレンジしてみたい曲もたくさんありましたので、早速練習してみたいと思います。
横山幸雄先生のコンサート&ディナーがレストランフレスコ(広島市西区井口)にて開催され,行ってきました。
まず、コンサートは横山先生の各曲についての解説付きで演奏されました。
演奏された曲は以下のものですので、簡単な解説とともにご紹介したいと思います。
1.4つのマズルカ 作品33
第22番 嬰ト短調 op.33-1
第23番 ニ長調 op.33-2
第24番 ハ長調 op.33-3
第25番 ロ短調 op.33-4
この4つのマズルカはローズ.モズフトスカ伯爵夫人に捧げられています。
自筆楽譜では 22番、24番、23番, 25番の順番に書かれていて、初版もこの順番でしたが、その後、誰かによって順番が上のように書き換えられたそうです。今となっては誰が書き換えたのかは不明らしいですが、現在の楽譜ではこのような順序になっていますので今回は上記の順番で演奏されました。
マズルカの独特のリズムが表現されていて、とても良かったです。
第24番はマズルカならば本来三拍子です。しかし,この曲は二拍子に聞こえると、ある著名な人物と喧嘩したとも伝えられる曲だそうだそうです。確かに私も二拍子のように聞こえました。
素朴な郷土愛にあふれたマズルカ。ここ最近は特に好きになってきた作品集の一つです。


2.即興曲 第2番 作品36
横山先生が20年前ショパンコンクールを受けたとき、全員同じ曲を弾かなければならないという課題曲があったらしく、その指定曲が今回演奏された即興曲の二番だそうです。
この曲は演奏曲としてまとめるのが難しく、表現するのに個人差が出やすいため選曲されたのではないでしょうか。
今日の演奏はこの取り留めのないような、まとめにくい不可思議な曲を美しくまとめられ演奏されていたのが印象的でした。ぜひ、参考にして私も演奏してみようと思います。
3.2つのノクターン 作品37
第11番 ト短調 OP.37-1
普段の演奏会ではあまり取り上げられない曲です。ショパンがマジョルカ島に行く前のパリで作曲されたと思われます。横山先生の演奏は3部形式のコラール風な部分がとても絶妙なバランスで奏でられており感動いたしました。
第12番 ト長調 OP.37-2
弾いていても聴いていても不安になる曲だそうです。
ショパンが恋人ジョルジュサンドと一緒にマヨルカ島へ渡る蒸気船の中で着想されたらしいです。
この曲はこんなにすてきな曲だっただでしょうか…。
私もまた演奏してみたくなりました。
4.バラード第2番 作品38
ショパンはバラードを4曲作曲しています。
4曲ともすばらしい曲で私は全部好きです。
この曲は1839年に完成され、ロベルトシューマンに献呈されています。
献呈者のシューマンは1番ほどこの曲を高く評価していなかっとされておりますが、私は魅力的な曲だと思います。確かに1番に比べたら地味かもしませんが、静かな中にも情熱が隠されていて、その思いが表現されていると思います。このバラードはポーランドの詩人、アダム.ミツキェヴィチのある詩に霊感を得て作曲されたものですとショパンが語っていたらしいです。そういう話を聞くとイマジネーションが広がってまた違った意味で楽しく聴けました。
今回の演奏では完璧なテクニックと絶妙なハーモニーのバランスの取り方でピアノを歌わせて、素敵な音楽の世界へと導かれた一曲でした。
5.2つのポロネーズ 作品40
第3番 イ長調 OP. 40-1
第4番 ハ短調 OP. 40-2
まだこのポロネーズはショパンが若い頃に作曲されたものです。
この演奏は私には若々しい勢いが感じられてとても好感を持ちました。4番はちょっと重苦しい感じで始まりますが音と音が絡まり合って複雑な響きを醸し出していて魅力的な演奏でした。
こんなにいい曲だったかなと思いました。
6.スケルツオ 第3番 作品39
スケルツオとはイタリア語で「冗談」を意味しますが、ショパンのスケルツオは暗く深刻な上、大規模です。しかし、バラードと比べるとショパンのスケルツオがいかにユーモアを内蔵されているかよくわかるでと思います。
曲想にプレストコンフォ−コとあるように、激しくとても速いテンポで演奏される曲です。
今回の演奏では激しく燃え上がるような表現が随所に現れ、横山先生のピアノが会場に鳴り響きました。彼はなんなく難しい箇所をも弾きこなし、クライマックスへと観客を引き込んでしまうパワーは凄かったです。
ショパンはコンサート会場でのコンサートを嫌い、サロンでのコンサートを好んだといわれています。その気持ちが少しわかったような気がします。近くに観客を感じて、一緒に音楽を共有することができます。そういう音楽に対する愛情がショパンにはあったのではないでしょうか。横山先生もレストランでのサロンコンサート的なものを毎月のように東京と京都で行っておられますがそういう意味もあるのでしょうか?今度、聴いてみたいと思います。
演奏会終了後、イタリアンのコースディナーをいただきました。
18時からはじまり、演奏会が終わったのは19時半です。

お食事が終わったのは23時前でした。ちょっと子供にはきついかもしれませんが、たまにはゆっくり食事をしながら音楽の話をするのも楽しかったです。またとても勉強になり刺激になりました。もう一度チャレンジしてみたい曲もたくさんありましたので、早速練習してみたいと思います。
by lemiemie
| 2010-08-23 00:57
| コンサート

